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基準局のGNSS対応について【基本編】
Q1GNSS基準局を利用する(GNSS対応の移動局)にはどのような機器を用意すればよいか?
A

  移動局(作業船等)に搭載している測位機器がGNSS基準局に対応する機種であるかどうか確認が必要となります。補正データ受信機についてはGS3000番台にGNSS対応ソフト(GPS機構提供)をインストールする必要があります。GPS受信機はGNSS対応型を準備し、使用衛星オプションの追加、ファームウェアのバージョンアップを行います。
  GPS機構ではGNSS関連機器の情報を整理しており、情報提供いたします。移行実施にあたってはメーカーでの最終確認をお願いします。

FURUNO「RTK-GPS補正情報受信機GS-3005」



Q2GNSS基準局への移行対応のため機器を買い替えたいがどのような支援(助成)があるのか?
A

  令和3年6月に『GNSS基準局移行助成制度』を創設し、GPS機構正会員を対象にGNSS対応補正データ受信機、GNSS受信機、その他GNSS対応に必要な費用に対して助成します。助成期間は令和3年度(4年度も検討予定)としています。
  助成の内容や申請方法はGPS機構ホームページに記載しており、詳しくはGPS機構までお問合せください。



Q3「GNSS対応した移動局でGPS基準局からの補正情報は受信できるか?
A

  GNSS対応した移動局では、補正データ受信機(GS3000番台にGNSS対応ソフトをインストール)のスイッチの切り替えにより、GNSS基準局とGPS基準局の双方の受信が可能となります。
  GPS基準局が廃止され、GNSS基準局に移行した場合には、従来のGPS対応の移動局では対応できなくなるので注意が必要です。



Q4GNSS基準局・GNSS移動局への移行でディファレンシャルモードは利用できるか?
A

  GPS基準局では、RTKモードとディファレンシャルモードが利用可能ですが、GNSS基準局では、RTKモードだけが利用可能で、ディファレンシャルモードは利用できません。このためGNSS基準局設置後も、ディファレンシャルモードのユーザーがいる一部のGPS基準局は当面存続します。
  一方で、補正データ受信機(GS3000番台)にGNSS対応ソフトをインストールして、GNSS対応の移動局に移行した場合ですが、GNSS基準局に対応するだけでなく、スイッチの切り換えにより従来のGPS基準局にも対応可能です。このためGNSS対応の移動局では、GPS基準局によるディファレンシャルモードの利用が可能となります。



Q5GNSS基準局の補正データ標準フォーマットRTCM3.2に対し、移動局のRTCMはどう設定すればよいか?
A

  RTK測位のためには基準局と移動局で補正データ標準フォーマットRTCMのメジャーバージョンを一致させることが必須です。GNSS基準局はRTCM3.2で送信するので、移動局はRTCM3.2が標準となりますが、RTCM3.0でも対応可能です。(なおGPS基準局はRTCM2.1で補正情報を送信しています。)



Q6GPS機構のGNSS基準局はFW(ファームウエア)5.45とするが、移動局もFW5.45が必要か?
A

  GNSS基準局ではニコントリンブルのGNSS受信機を使用し、FW(ファームウエア)はバージョン5.45を採用します。測位性能の点から、移動局も基準局と同等のFWバージョンの使用が望まれます。ただし、GNSS受信機のFWバージョンはメーカーの共通規格ではないため、ニコントリンブルFWバージョン5.45に相当する各社のFWバージョンを使用することが望まれます。