当機構は、リアルタイムキネマティック及びデファレンシャルの2つの測位方式に対応した測位情報を提供しています。その提供内容は次のとおりです。

測位方式 リアルタイムキネマティック ディファレンシャル
サービスエリア 基準局から約15~20km 半径約30km

測位精度(水平方向)
(垂直方向)

±(1cm+2ppm・D)
±(2cm+2ppm・D)

±約1m以下
情報提供時間 年間を通して24時間
データフォーマット RTCM-SC104
送信周波数 229MHz帯
データ伝送速度 9,600bps(但し、双方向通信は14,400bps)
データ更新間隔 1秒

(注)サービスエリアはGPS衛星電波の受信状況、データ受信機の受信精度により異なります。
測位精度のDは、基準局と移動局(作業船等)との基線長(距離)です。なお、GPS受信機の性能等によりその精度は異なります。

 当機構の測位システムは、平成6年に情報提供を開始して以来、多くの海上工事等において採用され、実績を積み重ねてきています。
 会員の皆様からは精度・品質・システム管理面において高い評価を得ています。その特長は次のとおりです。
一元的な位置管理 数多くの作業船が、1つの基準局を利用できることから、大型プロジェクトでも一元的な管理ができます。
基準局の設置等が不要 自ら基準局を設置して、その位置を測量したり、管理することが不要になり、測位作業の効率化を図ることができます。
遠距離での測位 高出力の電波で測位情報を送信していますので混信がなく、基準局から15~20kmの場所でも高精度の測位ができます。
信頼性の高いシステム管理 高精度で確実な測位情報を提供するため、各基準局においては送信用電波及びOベースライン測定による測位情報の状況を常時監視しています。
双方向通信による情報交換 電波の時分割方式を採用すると、数多くの作業船に測位情報だけでなく指示情報を追加したり、逆に作業船の位置情報を陸上に送信したりすることが可能になります。
基準局の設置 サービスエリア外の地域から利用希望がある場合にも、1ヶ月以上の利用から基準局を設置する等、会員の皆様のご要望に迅速に対応しています。